二重のりの存在を知ったのは二十年以上前、私が中学生の頃です。友人が水泳の授業の後に、二重のりで一重瞼を二重にしているのを見て、その自然な仕上がりに驚きました。
私も腫れぼったい一重瞼がコンプレックスだったので、大学生の時に初めて二重のりを使用しました。安価な物から高価な物まで何種類か試してみました。不器用なせいか、どれを使っても睫毛を引っ付けてしまったり、明らかにのりで貼っているのが分かるような汚い仕上がりになってしまって、結局二重のりを使用して外出することはできませんでした。
続いて、寝る前に使用して二重の癖をつけるタイプの二重のりを試してみることにしました。翌朝起きた時は二重なのに、しばらくすると一重に戻ってしまいました。数ヶ月使用し続けましたが、瞼がたるんできた気がして使用を中止しました。
それから数年後、社会人になってナイトアイボーテいいよをするようになり、瞼が持ち上げられてたまに二重になるようになってきました。これは二重の癖をつけるチャンスだと思い、再び寝る前に二重のりを使い始めました。ペンタイプの物が使いやすいと耳にして使ってみたのですが、不器用なのでなかなか上手く出来ませんでした。苦戦しながらも毎日使用し続けたところ、左目は数ヶ月で二重の癖がつき、右目も一年で二重になりました。諦めずに二重のりを使用し続けて良かったです。