期間工の寮は、ほとんどのメーカーが完全無料(もしくは月1万円程度の自己負担)で用意しています。
寮の環境はメーカーにより以下のように異なります。
(1)ワンルームタイプの寮
(2)個室タイプの寮で、バス・トイレは共同。
(3)相部屋タイプ
どのタイプを選ぶかによって、寮生活の快適さが違ってくるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
(1)ワンルームタイプ
部屋の中にバス・トイレがあるタイプです。
プライバシーが保たれ、最も快適なタイプです。
特にこだわりがなければ、このタイプのメーカーを選ぶと間違いがありません。
(2)個室でバス・トイレが共同タイプ
最も一般的なタイプのドミトリーです。部屋は完全に個室ですが、バス・トイレは共同です。
「ワンルーム寮」に比べ、バス・トイレが共同であるため、他の社員と顔を合わせる可能性が高く、プライバシーの確保が難しい部分があります。
メリットは、食堂があり食事が提供されることが多いこと、バス・トイレの掃除が不要であることです。
(3)相部屋の寮
2人以上で一部屋を共有する寮がありますが、あまり快適ではありません。
最近は減ってきていますが、たとえあったとしても、プライバシーの確保が難しいため、あまりお勧めできません。
上記のタイプに加え、次の2点も確認してください。
①光熱費などが完全に無料か?
期間工の中には、光熱費などが完全無料の寮がある場合もありますが、メーカーによっては自己負担が必要な場合があります。
月々5,000円でも年間60,000円の差となり、貯蓄に大きな差が出ます。
完全無料のメーカーを選び、自己負担が必要な場合は、自己負担額が高くない(月2万円以内)メーカーを選ぶことをおすすめします。
②配属先によって当たり外れがある?
寮の環境は、運に左右されない仕事を選ぶようにしましょう。
メーカーによっては、同じ仕事でも寮の環境が全く違うことがあります。
例えば、下図のように工場が2つあり、それぞれに寮があるメーカーもあります。
せっかく寮に期待しても、寮の選び方を間違えると満足度が低くなってしまいます。
また、寮だけでなく、メーカーや仕事内容によって以下のような点も変わってきます。
・ハードワークの度合い
・どれくらいの収入が得られるか
・正社員になれるかどうか
・働く場所
・未経験者や40代以上の労働者の待遇(該当者あり)
寮の環境ばかり気にしていると期間工選びは失敗します。
バランスの良い仕事選びをしましょう。
尚、寮の詳しい説明は、下のページで写真付きで紹介されているので、一度見てください。
きれいな期間工の寮はココ